130 実験装置・実験材料
本実験で利用できる実験装置・測定装置について述べる.
◎まず,班ごとに道具箱とオシロスコープを取ってくる.
◎つぎに,道具箱の中身の写真を撮る.
← 片付けの際に参照する!
実験機器・器具
実験に必要な道具は,透明な道具箱に収納してある.この中には,以下のものがある.
回路構成用シャシ
パーツ類の入ったトレイ
LCRメータ(テスタ)
AC延長ケーブル
各種説明書(オシロ取説・データシート,テーマ実験書(旧)等)
これとは別に,オシロスコープが収納袋にいれて用意してある.
本体,プロープ(2本),電源ケーブル
※片付けでは道具箱のものと混在しないように注意
https://gyazo.com/6d9a38ef933bb51e9688236398d8baab
★ シャシの下敷きとしてシリコンシートがある( 床からの導電防止 )
★それぞれ,実際に手にとって確かめよう.
※壊れていたり電池がないことがあるので,異常に気づいたらTA/教員に伝えること.
◆素子と機器の精度
素子・機器にはメーカー提示の「公称誤差」がある.
データシートを確認!ネットで調べて確認!
◎被測定系
(1)回路構成用シャシ(アルミ製)
※プッシュ式のコネクタに素子を挟み測定ピンにプローブをつなぐ
(2)電気素子R(抵抗(金属皮膜, 誤差±1%)
コンデンサC(ポリプロピレン, 誤差±0.1~1.0%),
※一般的な PP コンの誤差は±3% 程度だが実験用に厳選してある
コイルL(数十mH.各班で異なる)
(3)信号発生器(オシロ内蔵),同軸ケーブル(RG58A/U,$ Z_0 = 50$ \Omega)
◎測定系
(1)LCRメータ:マニュアルはケースに
(2)オシロスコープ,測定プローブ(接地容量:14pF/1×,140pF/10×)
※本実験書にない誤差・精度は調べる!
★重要:得られた測定値・データは,それぞれの誤差・精度を考慮した上で評価する必要がある.
◆実験装置の概要:
実験で行うことの概要を紹介した動画がある.
※動画は少し古いので,実際の装置は異なる(FGはオシロ内蔵を使う)が,概要は同じ
https://gyazo.com/2fec242e6518241db80b01b2ee4e69c0
以上.
2024/4/8